「へっ⁉︎」

菜緒がこんな声をあげたのは部屋に入って1秒もしないうちに抱きしめたから。

「もう我慢できなくなった。
キスしていいか?」

「へっ⁉︎
...付き合ってんのにそんなの聞く必要ないよ...?」

あー。
何可愛すぎる事言ってんだよ。

「んんっ...」

菜緒から甘い声が漏れる。

角度を変えて何回も繰り返されるキス。

「なあ...
深い方していいか?」

ほんとエロいわ、俺。

「...いい...よ...んんっっ...」

もう止まんねぇ。

さすがに襲わねぇけど。

「...これからもずっと一緒にいような」

これが、俺の1番の幸せ。

「もちろん!」

その返事を聞いてもう一度甘いキスを落とした。




Fin.