実はこんなに愛されてましたっ☆ Ⅱ


嬉しすぎて...

「翔太のバカぁ...」

こんな事言いたい訳じゃないのに...

「うっ...っ...」

泣きたくなんてないのに...

翔太にこんな顔見られたくない。

「えっ....?」

急に翔太に抱きしめられた。

「ほんとにごめん。
おまえが嫌だったらもう俺の事は忘れてもらっていい」

「いっ...嫌なわけないじゃんっ...
私だってずっと翔太の事好きだったんだよっ...?」

ずっとずっと。

奈央ちゃんと一緒にいるところを見るたびに嫉妬して...
自分が嫌になっちゃうくらい。

「じゃあ...俺と付き合ってくれるか?」

「うんっ!」