あたしの幼なじみ





翔吾はあたしの机に右肘をつき、右手を顎に当てて廊下側のある一点をみつめていた。


あたしも翔吾のその視線を追うと


「あ。」


同じくこちらを見ていた佐伯と目が合った。


「なるほどー。佐伯推薦するの?」



先生に聞こえないように、あたしは左肘をつき、左手を顎にあてて翔吾の顔を横目で見ながらひっそりと言った。