「…あたし、誤解してた。

紫苑の為にそんなことを考えていたなんて知らなくて。



あたしは騙されてたんだ、って1人で被害者ぶってた。
だから、ずっと青葉を避けて。



今日だって、まさか転校してきたのが青葉なんて思ってなくて寝てたら、隣の席になるし、しかも久しぶり。なんて言われるし最悪な日だって思ってた。


…謝って許されることじゃないけど……ごめんなさい。

あと、さっき水かけたことも。」




「ううん。俺こそごめん。

もっと正しい別れ方があったんだと思うけどガキだから分からなくて。
今でも雅を傷つけないで別れる方法は分からないけど…。

さっきのはすごかったな〜。

無理矢理キスした俺も悪いけど、あそこで水ぶっかけてくるなんて思ってなかった笑」




「でも、ちゃんと青葉のこと好きじゃないのに付き合ったあたしも悪いし。

水かけたのは咄嗟のことで…」


「もういいよ。それよりさ、雅っていま彼氏いるの?」


「あたし!?いないよー。」


「まじで!?
じゃあ俺、雅と復縁できるようにアタックするから。」


「…え、えっと…」


「席も隣だし?よろしく。」


「そうじゃなくて!!あたし…」


「ん?」


「……あたし、あと1ヶ月したら…」


「ああ。そのことか。それなら知ってる。」


「え?」


「だって━━━」