その日を境に青葉とは仲良くなってお互いの呼び方も いつしか "青葉"と"雅"になっていた。
あたしは青葉のことを"仲のいい友達として"好きだったけれど、青葉は違って。
三年生に進級した頃、
「俺、雅が好き。友達としてじゃなくて、1人の女の子として。」
「…あたしも好き…」
「付き合ってください。」
「はい。」
それまで、何人かに告白されて来たけど全員、断っていた。
だって相手のことわからないのに付き合うのって嫌だったから。
青葉は大切な友達だったし、きっと付き合えばそのうち、好きになれると思ったから付き合ったんだ。
叶人が好きって気持ちを押し殺して。
あたしはいつだって最低な人間。
青葉の時も、隼人の時だって。
あたしと付き合えば、傷つけてしまう。
