「で、話って何。」


「俺さ、雅とまたこうして同じ学校に通えてうれしいんだよ」


「あっそ。
もしかして、そんなこというためだけに あたしを引き留めたとか言わないよね?」

まだ目を合わせない。


「そんなわけないだろ。
…実はさ俺、お前の部屋で住むことになってて。」


「…え?」

ようやく目を合わせてくれた。
けど、それはとても冷たい目で。


「学園長が、2人部屋なのに1人で使ってる子がいるからって。」


「やだ。」


「俺は嬉しいけど。」


「あたしは嫌。戻る。」