「そうかー。それじゃあ南くんは隣の人に教科書見せてもらいなさい。」 「雅、見せて?」 は? なんであたし? 反対の席は男子じゃん。 男子に見せてもらえばいいのに。 嫌だとも言えず、教科書を渡す。 「一緒に見ようよ。」 「もうノートに写してあるからいい。青葉と一緒に見るくらいなら見ない方がまし。」 性格が悪いのはわかってる。 久しぶり。って言えないでいつまでも引きづっている自分が幼いのもわかってる。 けど、無理なんだ。