「それで、お話とは?」 目の前で優雅に紅茶を飲んでいるのが雅の婚約者、秋宮 隼人。 明るい茶色に染めた髪にモデル顔負けのルックス。 スラリと長い手足に小さい顔。 背も俺より高い。 どこか余裕さを感じるのが気に障る。 「雅お嬢様のことですよね?城岡様もお嬢様のことを?」 「はい。俺は雅が好きなんです。」 「だから僕に婚約者を降りろと?」 「…。」