コトン。

2人お気に入りのブラックコーヒーを用意して。



「部屋を出て行った日のことから話すね。」

「おう。」



「実はあの日、ドラマの広告用の撮影があって。

そこで初めて桐山くんにあったのね。
桐山くんてのはドラマの中のあたしの恋人役ね。

んで、桐山くんに撮影後に抱きしめられて。

あたしとならスクープになってもいい、って言われて。

あたし、怖くて。」


「なんで?」

「えっと…」


どうしよう…。
ここから先が話せない…。
怖い。



「雅?どうした?話したくないなら━━━雅??」












気づいたら蓮に抱きついていた。

これから言うことに蓮がどんな反応するのか怖くて見たくなかったから。


「このままで話していい??」

「ん。」