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2人きりになった部屋で、要様のベルトを閉める音が響く。




「お前だっけ。新しい、執事っていうのは。」




私は、ハッとして




「は…はいっ。神崎 ゆ…類と言います。」




ヤバイ、ヤバイ。由美って言うところだったよ。




「ふぅん。類……ね……。

あ、そこにある水、グラスにくんで。」




なんだか声が聞こえたけど私はその場に立ち尽くしていた。




だっだっだって……ズボンから、ぱ…ぱ……ぱ……ぱん………って言えなーーーーい…「おい、お前、きいてんのかよ?」