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あっちに曲がり、こっちに曲がりを繰り返してやっとたどり着いた大きな扉の前…。




ここに、私のご主人様が……?




私は意を決して扉を叩いた。




「失礼いたします。」




「…あぁ。入れ。」




低い声が聞こえて、それを合図に扉を開ける。




そこには…




背の高い黒髪の男の人(上半身裸)と




下着姿の女の人の姿。




………って…?!




おっ…女の人ーーーーーっ?!