俺様けだものご主人様

えっと……これは………




成功……、したの………?




坂本さんを見ると満面の笑みだったので

多分成功なのだろう。





「では、影山、部屋まで案内してやってくれ。」





「はい。かしこまりました。」




近くにいた私と同じ執事の制服を来たメガネをかけた執事が私の元へやって来る。




「はじめまして。私、藤堂グループの専属執事の影山 佑也(カゲヤマ ユウヤ)ともうします。」




「は…はじめまして。」




私は少し緊張して返事をする。




「では、こちらへ。要様の部屋までご案内いたします。」