「お前こそどうしてこんな遅いんだ?」
カフェテリアで注文を済ませると俺はふと気になってしおりに聞いてみた。
「実は体育館の後片付けの仕事が残ってたんですよ。圭一くん寝てたから。」
クスクス笑いしおりはそう答えた。
「え?まじ?それはほんとごめん!全然聞いてなかった…。」
俺は両手を頭の上に合わせてしおりに必死で謝った。
「あはは、いいですよ別に。それに会長さんとも少しお話できましたし。」
会長…か。
「ご注文お待たせいたしましたー。」
そこへ注文したコーヒーとレモネードがきた。
「お前、会長と話してももう平気なのか?」
俺は恐る恐る聞いてみた。
「いえいえ、少しは抵抗ありますけど、本当にお優しい方でなんとか会話にはなりましたよ。」
今は俺の方が会長のこと恐ろしい。
「な、何話してたんだ?」
俺は少し顔をひきつらせながら聞いてみた。

