こつ、こつ、こつ。 誰かこっちへやってくる! 「うん?慎二君かい?」 コイツ!!紀之先輩だった…。 まさか話聞かれていた!? 「それに、花蓮君だね?」 花蓮は少し表情をこわばらせて震えている。 「いけないよ?こんなところで男女がこそこそしてたら。恋愛規制とやらにひっかかるかもしれないしね。」 こちらに近づく紀之。 「さあ、二人とも、今日は帰るんだ…。」 スッと紀之は手を伸ばしてきた。 「や、やめろ!!!!」 俺はとっさに紀之の手をつかんだ。 !!!