教室に戻ると、なにやら美緒が俺の方をみて話しかけてくる。
「ねえ圭一、紀之先輩ってかっこいいと思わない?」
なんだこいつニヤニヤして気持ち悪い。
「ああ、あんな爽やかな人久しぶりにみたよ。」
美緒はニコッと笑った。
「でしょー?あの人あたしの彼氏なんだー、あはは!」
ま、まじかーー!!!
に、似合わなすぎるぞ…。
やっぱりこの世の恋愛はおかしい!
「天変地異だなまるで…。」
「は?なに?妬いてんの?だめだめ圭一なんて。」
なんだこのギャル、すごい失礼だな。
「誰がてめえみたいなけばけばしいやつ好むかよ!似合わなすぎて驚いてんだよ!」
そんな事を言っても相変わらずニヤニヤする美緒。
恋は盲目ってのはこのことなんだな。
ああ、ばからしい。
「でもさあ、あの人実はポイント低くてさあ…、最近はキスもできないくらいでー。」
「ああー!もういいよ!それ以上自慢するなむかつく!幸せそうでうらやましいなー(棒)」
「まさにロミオとジュリエットね。」
アホかこいつ…。

