「おはようさん!」
俺が駅に着くとしおりは先に待っていてくれたみたいだった。
「おはようございます圭一君。行きましょうか学校。」
桜が舞い散る人通りがまだ少ない登校道、確かに一人で歩くには心細いような道だった。
2日連続で女子と歩くせいか少し俺はドキドキしていた。
あの日以来、女子とまともに歩いたことなんてなかったから仕方がないかもしれないが、くだらない恋愛感情に流されないように注意するのは変わらない。
それが花蓮やしおりのような可愛い子でも例外はなかった。
俺はそんな可愛い子に昔失望してしまってたからだ。
今日の集合は生徒会室だった。
ガラッとドアを開けると、待っていたのは生徒会の先輩方、やっぱり真面目そうな方々の集まり。

