次第に俺は相談の相手を雑にしていたかもしれない。 だっていくら俺がアドバイスしたところで彼女は何一つ変わらないからだ。 いつか母に聞いたことがあった。 女子の相談というのは、アドバイスが聞きたいのではなく話を聞いてほしいだけなのだと。 俺は中学三年生で、それを実感した。 だからいくら優等生で清楚な彼女でも所詮はただの女子ということが分かった。 それでも俺は、彼女にひどいことは言わずに笑顔で彼女を励ましていた。 彼女のことが好きだったし、幸せになってもらいたかったからだ。