「お前、いつも女子と喰ってなかったっけ?」
俺がそう聞くとしおりは少し恥ずかしそうに答える。
「友達のみんなは基本食堂だったんですけど、私いつもお弁当で。それでいつもお弁当の圭一君を見つけたんです。」
じーっと俺はしおりを見た。
普通に可愛いのに、これで彼氏今まで0人かよ…。もしかして俺を騙そうとしているのか?
「あっ!圭一君が嫌なら私、いいですし!ごめんなさい…。」
「あ、いや、いいんだ…。まあちょうど俺の両隣空いてるし座れよ。と、しおりは笑顔になって右の席に座った。
左は不登校の花蓮の席、右は人数の余ってる席だった。
いらないなら早く持ってけばいいのに…。
「しおり、この花蓮てヤツ知ってるか?」
俺のふとした質問に、しおりは少し不安そうな顔で頷いた。

