「慎二、お前…。」
「気にすんなよ。俺たち親友だろ…?」
このとき初めて思えた。
慎二はこう見えて俺の一番頼れる存在なのだと。
思えばコイツが俺に寄りつかなくなってから不安が消えなかった。
これまでただのうっとおしいアホだと思っていたが、陰ながらこいつは俺の支えだったのかもしれない。
「花蓮ちゃんこの間はごめんね?ついらしくもなくクールすぎたよ俺(笑)クールなのは圭一くんだけで十分なのにね!」
「ありがとう、慎二…。」
「わあ!初めて名前呼んでくれた!脈あり!?脈ありかな圭一!!」
ベタベタするところは相変わらずうっとおしい。
「脈はない…。」
花蓮の一言で、またまた教室はシーンとした。
まあ、なにはともあれ、俺たちは成績優秀!立候補する価値あり!

