恋愛スキルライセンス



「あたしが爽やかな男子だけで付き合うとでも思った!?ばっかじゃねえのー!あたしはね、あの人の全てを知った上で付き合ってるの。ときにはひどいこともされるわ。でも、それも快感であり愛の一種なのよねー。」






こ、こいつ、そんなことまでされて紀之と!?




花蓮も目を大きく開けてひそかに驚いていた。





「それに耐えられない不登校のあんたとあたしとじゃ質が違うのよ。あんたは結局負けたのよ不登校。」







次の瞬間、花蓮は美緒をひっぱたいた。






「美緒は、狂ってる…。」






「あ…、こ、この、不登校があー!!」





俺は暴れる美緒を抑える。



こんなんじゃ演説どころじゃねえよ!




誰か、なんとかしてくれよ…。







「ういーっす!元気してっか?」






その一言で、俺と美緒の攻防は止まった…。






なんと慎二が襷をかけて教室に入ってきた。





「な、なにあんた…、最近影薄いと思ったら、こんなこと始めるわけ?」






美緒も引いてる様子だった。




「なんせ大親友の圭一くんが会長立候補だからなあ。俺の役目はそれを支える。十分な立候補理由だろ?」




慎二はそう言うとあのときのようなアホな笑顔満開に戻った。





「し、信じらんない!」





美緒はそう言うと出て行った。