その日から、登校するときはいつも花蓮と一緒、慎二はあれからあまり絡んでくることはなかった。
相変わらずしおりとは学級委員を共にしているが、もう俺からは何も言わずに気の利いたような返事だけをしている。
そうするだけでアイツは屈託のない笑顔をつくり、微笑んでくる。
もはや信じられるのは俺一人だけとなった。
元々仲間なんていなかった、俺は無謀にもその状態で強敵から花蓮を守ろうとしている。
それでも花蓮を写真に写ってるような笑顔にしてやりたい気持ちは変わらなかった。
どうすれば、生徒会長をしのげる?
どうすれば、生徒会長の恐怖から花蓮を守れる?

