恋愛スキルライセンス


しおりはレモネードを飲みながら答える。



「うーん、確か圭一くんのことや花蓮さんのことを少し。なんかSLSのポイントとかについても聞かれてきましたよ。さすが会長、もう新しい政策についてお考えなんですね!」





やっぱりな…、会長は俺たちのことを詮索し始めている。




やはり言うべきなのか。



いや、あの会長のことだからきっとこの辺りにもスパイがいるかもしれない。



そうなったらしおりが今度は危険な目に…。




「そ、そうか、やっぱり真面目な人なんだな。」





スパイは必ずいる!妙な視線を感じてきたのは恐れからの気のせいなのかもしれないが。




「ところで圭一くんってあのポイントいくつなんですか?」





え?




俺はふと変なことが頭によぎった。




そのよぎった内容は、しおりが会長のスパイだと予感していることだった。