「…信じてないんじゃない、 あたしは誰も信じないって決めたの。 ごめんね。 あたしはもう、誰も信じないよ」 自然と出てきた言葉に 自分自身が一番びっくりする。 …あたし、いつの間にか 誰かを信じるのが怖くなってたんだ。 信じれば信じるほど 失うのが怖くて、 失った時の苦しみが大きい。 白のマニキュアを塗らなかったのも 黒龍のことが頭から離れなかったから。 "白龍"になるのが怖かった。 "鬼神組"になるのが辛かった。 まだ諦めきれてなかった。 あたしは、…黒龍でいたかった。