中には、
ナイフや鉄パイプを
持っている男も居て。



「…っ、」



闇天狗のことを思い出し、
どうしようもない怒りが
あたしを襲う。


その怒りが
殺気として
出てしまっているあたしは
力を抑えることが出来ず、


軽々とパンチや蹴りをかわし
急所を狙って
確実に仕留めていく。







そんなことを
繰り返しているうちに、

気づいたら
白龍のトップらしき
真っ白な髪の男しか立っていなくて。