「…」 ほんの少しの沈黙の後、 「…行ってくる」 あたしがそう呟くと 「…でも!!」 すかさず伊織が止めに入る。 「…黒龍なら、 きっと大丈夫だよ…!」 凪も続く。 だけど、 「…確かに黒龍は強い。 ……けど、 誰にも怪我させたくない」 不安そうなふたりにごめん、と 頭を下げる。