付き合う→結婚

「危ねぇ~。セーフ」


「圭太」


後ろを見ると、圭太が両腕で私のお腹を抱えて立っていた。


「ヨイ、ショ…」


そして、圭太はゆっくり私の上体を起こして立たせ、


「ちょっと待ってて」


と、くるりと後ろを向き、走って行くと廊下に落ちていた教科書と筆箱を拾う圭太。


圭太、教科書と筆箱を捨てて私を助けに来てくれたんだ。


拾い終わると、笑顔で走って戻ってきた圭太。


「大丈夫か?」


「うん。圭太のおかげでどこも怪我してないよ」


「そうじゃなくて、何か悩んでただろ?               大丈夫か?」




大丈夫じゃ…ない。