付き合う→結婚

「心配しなくても、圭太なら考えてくれるよ」


静は本を読むのを止めると、顔を上げ、私の目をじっと見ながら優しい口調でそう言った。


私が不安になっているのを感じとったみたい。


静、すごく勘が良いから。


「そう…かなぁ…」


圭太だからこそ、心配なんだけど……。


「そうだって。    ほら、考えてるみたい」


静が後ろの方に目をやる。


その視線を辿っていくと、眉間に皺を寄せ、目を閉じ、腕を組む圭太の姿があった。