付き合う→結婚

「別に…残っててもいいじゃん」

「良くないです!!
残ってたら、彼氏さんが嫌だと思います」

「圭太が? 嫌って? 思うわけないじゃん。
きっと私が泣いてたからしちゃったんだなぁって…」

「新井先輩。
僕は泣いてたから抱きしめたんじゃないんです。

気づいたら抱きしめていたんです。
彼氏さんなら絶対嫌だと思いますよ。
新井先輩も嫌でしょう…」

「そんな事…」

「もしも…泣いてたから抱きしめたんだとしても。
彼氏でもない男がやるのは駄目だと僕は思います」

私は二歩前進すると

「!!!…新井先輩!!!」


土屋正男の腰に腕をまわしてへばりついた。