「まずは、話せるようにならないと論外だな。」 「そうだねぇ。」 「なんか共通の趣味とか無いのか。」 うーん、とあごに手を添えて考えてみる。 「あ、ライトノベルとかオンラインゲームとか。」 (………考えれば考えるほどインドアだな。) なんて思い浮かべて思わず苦笑してしまうあたり、まだ好きなんだ、と思い知らされる。 「とりあえず、それ系で話を吹っかけようか。」 「りょーかいっ!!」