僕のとなりで。

ヒトミが妊婦ということもあって、いつもより早く解散することになった。

『てか、チトセまだ飲みたい!リョウスケどっか連れてってよ~。どうせ彼女もいないんだから、ヒマでしょ?』

確かに予定がなかったけど、サヤカのことが気になっていて、サヤカと話がしたかった僕は、チトセに断った。

『俺らヒマだから、飲み行く?』

ユウが誘う。

『いいのぉ~?ジャマでしょ~?』

チトセがアサミに言う。

『全然!行こうよ!』

結局、ユウとアサミが、チトセを連れていくことになった。

『じゃあ、俺ら先行くねぇ~。またね~。』

ユウ達を見送る。

ヒトミと僕は、なかなか出て来ない、カズヤとサヤカを待っていた。

『何してんだろ。』

ヒトミがつぶやく。

『サヤカさん待ってんのかな。』

僕が言う。

『ねぇ、リョウスケってサヤカちゃんとヒトミちゃんのこと“さん”付けだよね?なんで(笑)』

気にしてなかった。

『別に。ただ年上だし。変かな?』

ヒトミが笑って答える。

『リョウスケって、変な所で気を使うよね(笑)まあ、リョウスケっぽくて笑えるけど。』

気を使っているつもりはないけど…そうなのかな。