「なつ子ちゃんは元気があって可愛らしいのぅ」
「おばぁちゃんこそ朗らかで素敵っ!
あ、おばぁちゃん、わたしのことはなつ子じゃなくてきなこって呼んで下さいっ」
「きなこちゃん……?」
おばあさんは不思議そうに首をかしげた。
「おばあさん、彼女のあだ名なの。
気に入ってるみたいだから、私もそう呼んでるんだ」
私の一言に隣のきなこちゃんはうんうんと頷き、おばぁちゃんはほうほうと楽しそうに微笑んだ。
「お餅ちゃんズじゃな」
「? お餅ちゃんズ?」
「なにそれ? おばぁちゃん」
おばぁちゃんはほうきを持っていない方の手で私達を順番に指差した。
「さくら餅ちゃんと、きなこ餅ちゃんじゃな。ほほっ」
一瞬きょとんとしたきなこちゃんが、突然お腹を抱えて笑いだした。
「おばぁちゃんこそ朗らかで素敵っ!
あ、おばぁちゃん、わたしのことはなつ子じゃなくてきなこって呼んで下さいっ」
「きなこちゃん……?」
おばあさんは不思議そうに首をかしげた。
「おばあさん、彼女のあだ名なの。
気に入ってるみたいだから、私もそう呼んでるんだ」
私の一言に隣のきなこちゃんはうんうんと頷き、おばぁちゃんはほうほうと楽しそうに微笑んだ。
「お餅ちゃんズじゃな」
「? お餅ちゃんズ?」
「なにそれ? おばぁちゃん」
おばぁちゃんはほうきを持っていない方の手で私達を順番に指差した。
「さくら餅ちゃんと、きなこ餅ちゃんじゃな。ほほっ」
一瞬きょとんとしたきなこちゃんが、突然お腹を抱えて笑いだした。