きなこちゃんのアドバイスにほっとした私は、紅茶を楽しむことにした。
とはいっても、大分ぬるくなっていた。
それでも美味しく感じるのは、店主さんの腕が良いからか、気分がどん底から引き上げられたからか。
「さくらちゃん、今日はバイトも約束もなくて時間あるって言ってたよね?」
メロンソーダをやっぱりくるくるかき混ぜていたきなこちゃんが、おもむろに私のスケジュールを気にしだした。
炭酸混ぜるの、きなこちゃんのクセなのかな?
じゃあ注意しても無駄かも。
そんなことを思いながら、頷いた。
「うん、今日はなにもないよ」
「じゃあさ、さくらちゃんのおうちに泊まりに行っても良い?!
お泊まり会しようよ! で、一緒に秋中さんの指を確認しようよっ!」
「ええっ?! お泊まり?!」
とはいっても、大分ぬるくなっていた。
それでも美味しく感じるのは、店主さんの腕が良いからか、気分がどん底から引き上げられたからか。
「さくらちゃん、今日はバイトも約束もなくて時間あるって言ってたよね?」
メロンソーダをやっぱりくるくるかき混ぜていたきなこちゃんが、おもむろに私のスケジュールを気にしだした。
炭酸混ぜるの、きなこちゃんのクセなのかな?
じゃあ注意しても無駄かも。
そんなことを思いながら、頷いた。
「うん、今日はなにもないよ」
「じゃあさ、さくらちゃんのおうちに泊まりに行っても良い?!
お泊まり会しようよ! で、一緒に秋中さんの指を確認しようよっ!」
「ええっ?! お泊まり?!」



