二人は仲良くこちらへと向かって来た。距離が近くなって、会話が耳に入ってくる。盗み聞きなんてするつもりはないけど、気になって仕方がない。
あの人が、ずっと気になっていたゆかりさん……!
見かけた瞬間からそうだと確信してはいたけど、実際名前を呼ばれている姿を、つい凝視してしまう。
「さくらちゃん、見すぎだって……」
きなこちゃんが顔を寄せて、小声で本日何回目かの、同じ注意をしてきた。
「良いじゃない、久しぶりに会えたんだから、スキンシップ!
離れてた分、補充しなきゃっ!」
「補充って……。ならもっと早く会いに来てくれたらよかったじゃないか」
口を尖らせた秋中さんは、いつも以上に若く見える。こんな表情も見たこと、ない。
あの人が、ずっと気になっていたゆかりさん……!
見かけた瞬間からそうだと確信してはいたけど、実際名前を呼ばれている姿を、つい凝視してしまう。
「さくらちゃん、見すぎだって……」
きなこちゃんが顔を寄せて、小声で本日何回目かの、同じ注意をしてきた。
「良いじゃない、久しぶりに会えたんだから、スキンシップ!
離れてた分、補充しなきゃっ!」
「補充って……。ならもっと早く会いに来てくれたらよかったじゃないか」
口を尖らせた秋中さんは、いつも以上に若く見える。こんな表情も見たこと、ない。



