「……わたしね、去年もこの高校の文化祭遊びに来たんだけど、カップルコンテスト見てないんだよねぇ。
存在は知ってたし、さっき美奈さんが言ってたみたいにメインイベントらしいから楽しみにしてたんだけど急用でね。
ね、安達」
「そうだったな……」
きなこちゃんの台詞に、安達君がどこか切な気な表情を浮かべた。
今日はきなこちゃんも安達君も、何故だか意味あり気な表情をすることがある。
私が立ち入っちゃいけないような、そんな雰囲気。
「そ、そうなんだ……?」
きなこちゃんの言葉に、なんて返事をしたら良いのか分からず、曖昧に受け流した。
「あ、始まりそう。早く座ろっ!」
用紙片手に、さっきとは打って変わって笑顔なきなこちゃんが、空いている席を探し始めた。
存在は知ってたし、さっき美奈さんが言ってたみたいにメインイベントらしいから楽しみにしてたんだけど急用でね。
ね、安達」
「そうだったな……」
きなこちゃんの台詞に、安達君がどこか切な気な表情を浮かべた。
今日はきなこちゃんも安達君も、何故だか意味あり気な表情をすることがある。
私が立ち入っちゃいけないような、そんな雰囲気。
「そ、そうなんだ……?」
きなこちゃんの言葉に、なんて返事をしたら良いのか分からず、曖昧に受け流した。
「あ、始まりそう。早く座ろっ!」
用紙片手に、さっきとは打って変わって笑顔なきなこちゃんが、空いている席を探し始めた。



