滅びの彼方



「…貴殿の考えは、民意か。それとも…あなた自身の考えか…?」



半分泣きそうになりながら問いかけた。

問題はその滅びが、この国の意思であるかどうかだ。



でなければ、デヴァーデンの王も我が主と同じになってしまう。



どこかで疑問を抱いている、自らの王と…変わらない。

そうであってほしくない。


いつから…こんな事を思うようになったのだろう。



「恐らく、朝になればその質問にお答えできるでしょう。」



王は手を顎に添え、やがて両手の中に顔をうずめた。

それから小さく溜め息をつくと、顔を上げ瞳を私に向ける。





「それが…貴女の望む答えかどうかは…分かりませんが。」