やっと離してもらえた。




「何、息止めてたわけ?可愛い。」




かっ…可愛い⁉︎多分私の顔は真っ赤だと思う。




「なっ…何言ってるの」




「んー、愛が可愛いって話。」




さらっとそういう事を言えるこの人は凄いと思う。




この空気に耐えられなくなった私は




「も、もう帰る!」




「気をつけてなー。」