すると、萌心はボードになにかを書き出した。



「樹が好きです。」


と書かれたボードが俺の目に飛び込んできた。


「マジで言ってる?」


ゆっくりと萌心が頷く。



「俺の彼女になってくれる?」

もう一度ゆっくりと頷く。


よっしゃゃゃあ!←心の叫び


「お嬢様、お夕飯の支度ができました。」


「じゃあ、俺帰るな。」


萌心と彼氏と彼女の関係。

考えただけでもドキドキする。