声で君に伝えたい。





「萌心…寂しくないの?」



俺が聞くと、寂しそうな顔で「寂しくないよ」とボードに書く。



「萌心…嘘下手くそっ。」



俺はボードに書いた字を消してる萌心を後ろから抱きしめた。



萌心は明らかに動揺してる。




「俺、萌心と一緒にいたい。




萌心の事が好き。」