声で君に伝えたい。





「萌心。こっち来て。」


あたしが宿題をやってると、ベットに座ってる樹くんが甘く囁く。



「早く。」

そして、樹くんの横に座る。


あたしが座ると樹くんがあたしを左手だけで抱きしめた。



「どうしたの?なんかあった?」


とベットの上にあったボードに書いて樹くんに見せる。



そう言うと、樹くんはあたしを強く抱きしめた。



「不安なんだ。」


樹くんが強く押してあたしはベットに倒されて、樹くんはあたしの上に馬乗りみたいな感じになる。


よくテレビであるやつ。笑


胸がドキドキする。