ガッチャン!!


「どうしましたか?」


「急に眠くなったみたいで……。」


「そうですか。」


金山さんは軽々と萌心をお姫様抱っこしてベットに寝かせた。



「俺帰ります。」


「そうですか。また来てあげて下さい。萌心様、樹様がいらっしゃるとお元気になられるので。」


「分かりました。」


そう言って、勉強道具を片付けて萌心の家から出た。