「あ…あ。どうしよ。」


俺の右腕に包丁が刺さって血がトボトボと流れ出してる。


「ここに刺したぐらいで俺は死なねえぞ。」


「ごめんなさい、ごめんなさい。」


と言って、俺の前で土下座して謝る。


「帰ろうぜ。」

萌心が待ってるから。