「もしもし?瑛里華?」
「えっ、何かあった?」
瑛里華の声を聞いて少し落ち着きを戻す
そしてさっきあった事を瑛里華に打ち明ける
......「そうだったんだ〜。」
「うん...なんて言ってあげればいいかわかんなくってさぁ」
「もしかして彼女さんと愛衣を重ねてるんじゃないの...?」
昨日拓也が言ってた事...
「あっ!その彼女と私が似てるって言われた‼︎」
瑛里華は軽くため息をつく
「愛衣が悠くんの事好きになったってかないっこないよ...絶対。」
どうしてそんなこと言うのか全くわからない
「どうしてそんなこと言うのよっ!まだ恋してるかも分からないしっ!」
あははと笑って流した
恋かも?と少しは思っていたはずなのに
私の頭の中は
『悠の事は好きじゃない』
って言葉が駆け巡っていた

