先生がうすらうすらと美佳子いじめを感じ始めていた。
修学旅行の班決めの時、美佳子と誰もなりたがらないことで、いじめが明らかになった。

緊急に、いじめについての授業が行われた。
その時は正直いって、先生の言葉なんて耳に入らなかった。
うざかった。

保護者会も行われた。
お母さんに美佳子の事を聞かれたときも正直うざかった。

宿題で出された、いじめについての作文なんてどうでも良かった。
書けばいいんでしょっ!ってやけになって、ごめんなさいとかもうしませんとかしか、書けなかった。ただ最後に書いた、「その人が命をたったら私はどうしますか?」という一文は我ながら気に入った。

いじめは、雫達が反省してるふりをしていたから一時期おさまった。