「おい」
「え?あ、はい」
バカだ。おもわず見とれてしまった

「お前は好きだからな」
「はい?」
「だからお前は好きだから」
意味が分からんよ
「どういうことでしょうか?」
「どんだけいわせんだよ」
え?きれてるし、てか怖いし
「俺はお前のことが好きだから」
え?ちょっと待ってそれって......
「だから俺はお前に一目惚れしたんだよ」
「アッハハ」
保健室に私の笑い声がこだました
「な、なんで笑うんだよ」
「だってすごいかお赤くしてしゃべるし、
 しかも冗談でも私に一目惚れって」

そういうと、彼は黙ってしまった
あれ怒らした?ちょっとは引っ掛かれよみたいな?

「あ、あのすみま「これしても冗談だと思える?」
そういうと私の唇に柔らかいものがあたった

今のは何?

「俺はマジだから。ほんとはもっとこうしていたいけど付き合ってからにする
だから...... 」