あなたの記憶をください

俺は夏蓮が楽になるならと
震えていた手をしずめて一呼吸した

「夏蓮ごめんな...... 」

俺はそれだけ言うとカッターを夏蓮の細い首に近ずけてカッターをひいた
そうしたら夏蓮の首からたくさんの血があふれでた

「ゆう、大好きだよ......」

夏蓮は俺の目をみて弱々しい声で言って
きた
その言葉を最後に夏蓮は静かに眠った