すると、

「ごめんね美紀ちゃんと、あと...... 雄大くん？」
「え、あ、はい、知っててくださったんですか？」
「えぇ、まぁねいつも娘があなたのことカッコいいだとか優しいだとかいつも話してるから、ほんと性格よさそうな子ね」
「でしょーかっこいいでしょー？」

夏蓮は得意気に言った　

「えぇとっても...... 」

なぜか、夏蓮のお母さんは、泣きそうな声で言った

「大丈夫ですか？少しお休みになられた方が」
「あ、いいのよ、ごめんなさいねぇ
その、申し訳ないんだけどちょっとだけ廊下で待っててもらえる？」