「そう、で、その溺れたとき私足首捕まれた気がしたの、あと...... 」

夏蓮ははめている眼鏡をとり前髪をどかした
そうするとおでこの右にあざがあった

「どうしたんだ?これ」
「その溺れたときできたもの、たぶんおもいっきり足を引っ張られて壁か床に当たったんだと思う」

そういうと夏蓮は悲しそうな顔をした
それは俺にとって夏蓮が愛くるしく見えた
俺は無意識のうちに
夏蓮のおでこのあざに
キスをし、抱き締めた

「え?なに?ちょっと、雄大くん」
「つらかったんだな、こんなになるまで大変だったな、もう、心配すんな、俺がお前を守る」

そういうと、俺は半泣きの夏蓮に
優しくキスをした