それを言うと芽依は少し困った顔で

「真依が好きな人作るのは何も言わない
だけどね、これだけは、言わせて真依はゆうと付き合ってるんだよ?」

そうだ
でも、まったくそんな感じがしない

「でも、芽依、私はあの人のことまったく分からない」
「真依、もしかしたらいつか思い出すかもしれないよ?
そしたらどうするの?」
「思い出すって何?
私にあの人に関して思い出すことなんて1つもない!!」

そう一息で言ったため疲れてしまい
私は座った
芽依は悲しそうな笑顔で

「真依の気持ちは分かるけど、前の真依は、ゆうのことすごく好きなこだったんだよ?よく、考えてね」