あなたの記憶をください

「あと...... 」
「なんだ?」

そう言うと、矢野雄大は俺の肩に手をかけて首を触りながら
あることをいった

それを俺は忘れることができなかった
俺はその言葉をきいた瞬間矢野雄大を殴った
しかし、矢野雄大は、何もしなかった

今でも矢野雄大と、真依がドアからちょこちょこ顔をだしてしゃべっているのを見るとあの言葉がずっと俺の頭のなかでリピートする
真依の嬉しそうにしゃべっているのを見ても、矢野雄大がいるだけであの言葉がリピートする