あなたの記憶をください

俺はそれを聞くと
真依のもとに駆け寄った

「真依ごめんな?俺がしっかりしてないから、ほんとごめん」

そういうと真依は困った顔で俺をみていた
やっぱ情けねぇとか思ってんだろうな

「真依ちゃん、ゆうのこと許してやって
こいつ、すげー真依ちゃんのこと
心配してたからさ」
「そうだよ、真依許してあげて」
「いや、そうじゃなくて」

どういうことだ?
真依のお母さんは困った顔をしている

「あの...... 」
「ん?どうした?」